イキサツ


(以下のことは鼻くそほじりながら考えた全て作り話です)




2017年、ニコニコ動画にて寅吉として活動し始める前、寅・狐・幼馴染の三人グループで乗り込もうという話だった。


そのころ丁度、当時付き合っていた女に「私以外の何かを見つけて」と言われたこともあり、「何かをやらなきゃ!」というバイブスに駆られていた。


俺が中心になり何かを動かそう。俺が中心になり活動を始めよう。


人生で初めて中心になろうとしていたが、あえなくその三人グループは分解。


狐も丁度学校の関連で忙しい。動けるのは俺独り。でもラップもにわか、ニコラップなんて聞いたことない・ネットラップなんて聞いたことない、界隈に飛び込むことに恐れていた。


あるトラックメイカーが単身で界隈に乗り込んでいるのに感化され、寅吉も寅吉として活動を始めるが、最初は恐縮するばかり。


フォロワーとも話せない自分に嫌気がさしていた。


そんな同時期、狐は学校のサークルにて部長になり、何十、何百の人を纏めている。


友達付き合いがよくわからない初期の寅吉はTwitterでもまともに人と話せずいる。


自棄になり独りを誇る寅吉。「友達ごっこはダサい」と唾を吐く。



誰かにブロックされては、違うやつにフォローされ、また縁が切れる。繰り返し。



それでもラップだけは続け、時がたち2020年。



「友達ごっこはダサい」と、唾を吐いていた寅吉に告げる。



「お前がそこでやってる独りぼっちごっこの方が10000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000倍だssssssssssssssssssssssssssssssssssssssっさいぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



独りは確かにカッケーが、独りじゃ見えない世界も絶対にある。



俺は最強の寅吉になりたいから、人と関わる。何かを吸収する。何かに巻き込む。



〇吉Familiaの看板を引っ提げて「首領」のネームバリューに恥じないものを作る。



俺はつねちゃんみたいに何かを纏めたりすることはできない。管理する能力なんてない。気遣いなんてできない。



でも寅吉は先陣を切ることが出来る。前に突っ走ることだけはできる。


きっと誰かはついてくる。ついてこなくても一周回って追いつく。



自己紹介します、俺は〇吉Familia首領寅吉。



俺が進む姿の背中を見て何か感じることが有れば幸いです。



以上。

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